横浜スタジアムに行く予定があるけれど、「試合までの時間、どう過ごそう?」「スタジアム帰りにどこか寄りたいな」と思っているあなたへ。実は、横浜スタジアムのまわりには、観戦だけじゃもったいないくらいの遊び場や癒しスポットがたくさんあります!
歴史を感じる街並み、おしゃれなカフェ、子どもも大人も楽しめる体験型施設、さらには絶景の夜景ポイントまで…。この記事では、地元民おすすめの“ちょっと寄り道”スポットをたっぷりご紹介します。スタジアムに行く予定がある人も、そうでない人も、横浜をもっと好きになること間違いなしです!
横浜公園から始める王道プラン
春はチューリップ!横浜公園の花の名所
横浜スタジアムがある「横浜公園」は、地元の人にも観光客にも親しまれている都会のオアシスです。特に春の時期に訪れるなら、ぜひチェックしてほしいのがチューリップ。なんと毎年3月下旬から4月上旬にかけて約16万本ものチューリップが咲き誇る「横浜公園チューリップまつり」が開催されます。赤、黄色、ピンク、白…色とりどりのチューリップが花壇を埋め尽くす様子は、写真映え間違いなし!SNSにアップするにもぴったりの景色です。
公園の花壇は園内の通路沿いに広がっており、歩きながら気軽に花を楽しむことができます。また、花壇のそばにはベンチも多く配置されていて、のんびり花を眺めながらおしゃべりを楽しんだり、コーヒー片手にひと休みするのにも最適。スタジアムでのイベントや試合までの空き時間にも、サクッと立ち寄れるのが嬉しいポイントです。
さらに、園内には桜も植えられており、タイミングが良ければチューリップと桜の共演を楽しめることも。都会にいながら季節の花々に囲まれる贅沢なひとときを、ぜひ横浜公園で味わってみてください。
噴水エリアで子どもも大はしゃぎ
横浜公園の中央には、美しい噴水が設けられており、天気のいい日にはこの周辺が子どもたちの遊び場としてにぎわいます。噴水は広々としたスペースの中にあり、水の流れや音が涼しげで、見ているだけでもリラックスできるスポットです。子どもたちは水辺をぐるぐる回ったり、小さな石のエリアで遊んだりと大喜び。公園内には自転車の乗り入れが制限されているので、小さな子どもが走り回っても安心です。
また、噴水の近くには芝生エリアや遊具はありませんが、木陰が多く、レジャーシートを広げてピクニックするのにもぴったり。お弁当やコンビニごはんを持参して、スタジアム観戦の前にのんびりとランチタイムを過ごすのもおすすめです。小さな子ども連れでも楽しみやすく、トイレや水道も近くにあるので安心して滞在できます。
さらに、公園全体が比較的フラットでベビーカーの移動もしやすい設計になっているため、ファミリー層からの人気も高め。イベントのない日でも、地元の保育園や幼稚園の子たちが散歩で訪れる光景もよく見かけます。観光の合間に、子どもを自由に遊ばせながら大人もリラックスできる、まさに“都会の癒しスポット”です。
ポケモンマンホールも探してみよう
横浜市内では、街のあちこちにポケモンが描かれた「ポケふた(ポケモンマンホール)」が設置されています。横浜公園にも2023年に設置された人気のポケふたがあり、ポケモン好きな子どもやファンにとっては見逃せないスポットです。このポケふたには「ピカチュウ」や「イーブイ」など、人気キャラが描かれており、SNSでも話題になっています。
このポケふたは、公園内のメイン通路沿いに設置されており、探しながら歩いているだけでワクワク。まるで宝探しのような気分で、家族や友だちと一緒に楽しめます。また、ポケふたの位置は横浜市の公式サイトや「ポケふたマップ」などで確認できるので、事前に場所をチェックして訪れるのがおすすめです。
マンホールとは思えないほど精巧にデザインされているため、じっくり観察したり、記念撮影を楽しむ人の姿も多く見られます。横浜スタジアムに試合を見に行くついでに、ちょっとしたアドベンチャー気分でこの「ポケふた探し」をしてみるのも楽しいですよ。子どもだけでなく、大人も夢中になってしまうこと間違いなし!
公園内で食べられるおすすめテイクアウトグルメ
横浜公園周辺には、テイクアウトにぴったりのグルメスポットがたくさんあります。観戦前や散策途中にちょっと小腹を満たしたいときに重宝するのが、関内駅周辺やスタジアム沿いにあるベーカリーやカフェ。特におすすめなのが、地元で人気の「ブレッドファクトリー横浜関内店」。ここでは、焼きたてのクロワッサンや惣菜パンが豊富にそろっていて、持ち運びもしやすいです。
また、横浜中華街も徒歩圏内なので、中華まんやゴマ団子、タピオカミルクティーなどの食べ歩きメニューも充実しています。気軽に楽しめて、ゴミも少なく済むのがポイント。公園のベンチや芝生に座って、外の空気を感じながら食事ができるのは気持ちよさ抜群です。
天気が良ければピクニックスタイルで楽しむのもおすすめ。スーパーやコンビニで飲み物やお菓子を買って、気軽に公園ランチができるのもこのエリアならではの魅力です。イベント時にはキッチンカーが出店していることもあるので、最新情報をSNSでチェックしてみるのも◎!
夜のライトアップも映えるフォトスポット
夕方から夜にかけての横浜公園は、また違った顔を見せてくれます。スタジアムのライトアップが幻想的な雰囲気を演出し、公園内の木々や噴水も優しくライトアップされます。特におすすめなのが、スタジアムの正面入り口付近。明るすぎず、自然な光で写真が撮れるため、フォトスポットとしても人気です。
ライトアップされた噴水や木々の影が美しく、公園内を歩くだけでもロマンチックな気分に。カップルでのデートや、家族での夜の散歩にもぴったりの雰囲気です。夜になると人も少なくなり、静かな時間が流れるので、一日の終わりにゆったりと過ごしたいときに最適です。
また、横浜スタジアムではナイトゲームも多く開催されており、観戦後にふらっと公園を散策する流れもおすすめ。試合の余韻を感じながら、ライトアップの中を歩けば、心もリフレッシュされること間違いなしです。
スタジアム観戦前後に立ち寄れるショッピングスポット
関内駅直結「セルテ」でちょっと買い物
横浜スタジアムの最寄り駅「関内駅」に直結している商業施設「CERTE(セルテ)」は、観戦前後にサクッと買い物ができる便利なスポットです。JR関内駅の北口改札を出てすぐ目の前にあり、アクセス抜群。地下1階から地上7階まで、多種多様なお店が並び、日用品からファッション、グルメまで一通りそろっています。
1階には手軽に楽しめるパン屋や和菓子屋があり、お土産やおやつを買うのにもぴったり。観戦のおともに持っていく軽食を探すのも楽しいポイントです。地下には成城石井が入っており、こだわりの食材やドリンク類も豊富。ちょっとリッチな観戦グルメをそろえるのにうってつけです。
上階には飲食店も充実していて、和食、洋食、中華などバラエティ豊か。試合前の腹ごしらえや、試合後の打ち上げディナーにも利用できます。雨の日でも濡れずに行けるので、天気が悪い日には特に重宝します。スタジアムから徒歩5分以内という立地も魅力。時間を有効に使いたい人にとっては、ぜひ押さえておきたいスポットです。
馬車道のオシャレ雑貨店めぐり
横浜らしいレトロな雰囲気を楽しめる「馬車道」は、スタジアムから徒歩10分ほどでアクセスできる人気の通りです。ここには、おしゃれで個性的な雑貨店やカフェが点在しており、歩くだけでも楽しいエリア。明治・大正時代を思わせる歴史ある建物が並び、洋風の街並みを背景に写真を撮る人も多く見かけます。
馬車道には、地元クリエイターが手掛けるアクセサリーショップや、北欧雑貨を扱うインテリアショップなどがそろっていて、見て回るだけでもワクワクします。中には横浜モチーフの限定アイテムを扱う店もあるので、旅の記念にぴったりなお土産を探すのにも最適です。
また、散策途中に立ち寄れるベーカリーやカフェも豊富で、「買い物ついでに休憩」も簡単にできます。雑貨好きな人や、のんびりと街歩きを楽しみたい人には特におすすめ。週末にはイベントやマルシェが開かれていることもあり、思いがけない出会いがあるかもしれません。
横浜中華街でお土産探しのコツ
横浜スタジアムから徒歩15分ほどで到着する「横浜中華街」は、日本最大級のチャイナタウンとして知られています。観光地としても人気のエリアですが、実は“お土産探し”にも非常に便利なスポット。食べ物系から雑貨、開運グッズまで、バラエティ豊かにそろっています。
特におすすめなのは、パンダや龍のモチーフが入った中国雑貨。マグカップやポーチなど、かわいいデザインのものが多く、子どもや友だちへのお土産にぴったりです。また、食べ物系では「月餅」や「杏仁豆腐の素」など、自宅でも中華街の味を再現できる商品が人気。冷凍の肉まんやシュウマイを購入しておけば、帰宅後も横浜気分が続きます。
お店の数が多く迷いがちですが、あえてメイン通りから1本外れた脇道に入ると、地元の人に愛されるディープなお店に出会えるチャンスも。試食を提供しているお店も多いので、味を確かめながら選べるのが嬉しいですね。値段交渉ができるお店もあるので、ちょっとした会話も旅の思い出になりますよ。
赤レンガ倉庫までのおすすめルート
横浜スタジアムから「赤レンガ倉庫」までは徒歩20分ほど。少し距離がありますが、道中も楽しめるルートがあるので、散歩感覚でアクセスするのが断然おすすめです。特におすすめなのは「日本大通り」を経由するルート。美しい並木道とクラシックな建物が並ぶこの通りは、横浜らしさを感じられる絶景スポットです。
赤レンガ倉庫自体もショッピングやグルメの宝庫。ハンドメイド雑貨や限定グッズ、季節限定イベントが頻繁に行われており、訪れるたびに新しい発見があります。レンガ造りの建物をバックに写真を撮れば、インスタ映え間違いなし!
また、倉庫の前には広場が広がっており、季節によってはビールフェスやクリスマスマーケットなどのイベントも開催されています。買い物だけでなく、イベントやグルメ、景色まで楽しめる欲張りスポットなので、観戦の前後に立ち寄るには最適なコースです。
雨の日でも安心!屋内施設の楽しみ方
せっかくの横浜観光も、雨が降ってしまったらテンションが下がる…そんなときでも安心なのが、周辺に点在する屋内施設の存在です。特におすすめなのが、関内駅から直結している「横浜市開港記念会館」や「アソビル」など。どちらも屋根付きで、ゆったり過ごせる空間が魅力です。
「アソビル」は横浜駅直結ですが、関内からでも電車1本で行ける距離にあり、雨を気にせず1日中遊べる施設としてファミリーにも人気。体験型アート展示やVRゲーム、ものづくりワークショップまで楽しめるので、予定変更にもぴったりです。
また、セルテや中華街の建物も屋内が充実しているため、雨の日でもショッピングや食事を満喫可能。赤レンガ倉庫も屋根がある通路が多いため、傘をささずにかなりの部分を移動できます。
雨の日こそ、屋内でじっくり楽しめる大人な時間を過ごすチャンス。気分転換にもなるし、予定を柔軟に変えられるのも横浜エリアの強みですね。
子連れに嬉しい体験型スポット特集
神奈川県立歴史博物館でプチタイムスリップ
馬車道駅から徒歩すぐ、横浜スタジアムからも徒歩10分ほどの場所にある「神奈川県立歴史博物館」は、歴史好きだけでなく、子どもにもおすすめの体験型ミュージアムです。外観はまるでヨーロッパの宮殿のような美しい建物で、明治期の旧横浜正金銀行本店を活用しています。建物だけでも一見の価値あり!
館内では神奈川の古代から近現代までの歴史が、ジオラマや映像、模型を使って分かりやすく展示されています。特に子どもが興味を持ちやすいのが、縄文時代の土器や武士の甲冑の実物展示。説明パネルも簡単な言葉でまとめられており、小学生でも理解しやすい内容です。
また、常設展示とは別に体験イベントやワークショップも定期的に開催。紙すき体験や昔のおもちゃ作りなど、参加型で学べるコーナーもあります。親子で一緒に作業する時間は、家族の思い出にもなりますね。
観覧料も大人300円、高校生以下は無料と非常にリーズナブル。冷暖房完備の静かな空間で、ゆったりと歴史を学びながら過ごす時間は、観光の合間の癒しにもなります。雨の日や暑い日など、屋内で過ごしたいときにもおすすめのスポットです。
アソビルで全世代が遊べるコンテンツとは?
横浜駅直結の複合エンタメ施設「アソビル」は、子どもから大人まで幅広い世代が楽しめる“遊びの百貨店”のようなスポット。スタジアム周辺からは電車で10分ほどですが、雨の日でも楽しめる体験型施設として、家族連れにはとても人気です。
1階にはフードコートとポップアップショップが並び、2階には「うんこミュージアム」などのユニークな展示が開催されることも。特におすすめなのが3階の「YOKOHAMA COAST」。ここではVRやAR、アート体験など最先端のエンタメが楽しめます。
4階の「MONOTORY」では、レザークラフトやキャンドル作り、ガラス彫刻などの本格的なワークショップが体験可能。子どもだけでなく、大人も夢中になってしまうクオリティです。親子で一緒に“モノづくり”にチャレンジすれば、特別な思い出になること間違いなし!
さらに地下には屋内スポーツ施設があり、ボルダリングや卓球、バドミントンなどで体を動かすことも可能。アソビルは、まる1日いても飽きないほどコンテンツが充実しています。チケット予約が必要なコンテンツもあるので、事前にWebサイトをチェックしてから行くのがおすすめですよ。
横浜開港資料館の自由研究にも使える展示
横浜スタジアムから徒歩約10分、日本大通り沿いに位置する「横浜開港資料館」は、開港からの横浜の歴史を学べる知的好奇心をくすぐる施設です。特に夏休みシーズンには、子ども向けのワークシートやガイドツアーが用意されていて、自由研究にもぴったり。
資料館は、ペリー提督が上陸した場所に建てられており、まさに「歴史の現場」に立てる体験ができます。敷地内にある「たまくすの木」は、その時代から残っているもので、タイムスリップしたような感覚に。木の下で写真を撮れば、歴史の教科書に載っているような1枚が撮れます。
展示では、横浜の港町としての発展の過程を、古地図や新聞、当時の生活道具などから学ぶことができます。音声ガイドや映像解説も用意されており、子どもでも飽きずに見学できるよう工夫されています。
また、資料館には休憩スペースやミニ図書コーナーもあるので、静かに過ごしたい親御さんにも嬉しいポイント。入館料も非常にリーズナブルで、ふらっと立ち寄れる気軽さも魅力です。スタジアム観戦の前後に「学び」の時間を取り入れてみるのも新鮮ですよ。
大さん橋で船の観察体験
横浜港の代表的な施設「大さん橋」は、スタジアムから徒歩約20分。天気が良い日は、のんびりと散歩しながらアクセスするのもおすすめです。ここは大型客船の発着地としても知られており、間近で豪華客船を眺めることができます。船好きの子どもたちにとってはまさに夢のような体験!
施設内は木材を多用した開放的なデザインで、「くじらのせなか」とも呼ばれる屋上デッキは、広々としていて安全。駆け回る子どもたちの姿もよく見られます。展望デッキからは横浜ベイブリッジやみなとみらいのビル群が一望でき、写真撮影にもぴったりのスポットです。
また、館内には船に関する展示やミニギャラリーがあり、簡単な航海知識や横浜港の歴史も学ぶことができます。船の種類や仕組みに興味を持ち始めたお子さんにとっては、学びの場にもなります。
飲食施設やカフェも併設されているため、家族で軽食を楽しみながら海を眺める贅沢な時間も過ごせます。晴れた日には富士山が見えることもあり、大人も子どもも大満足間違いなしのスポットです。
カップヌードルミュージアムもアクセス抜群!
子どもにも大人にも大人気の「カップヌードルミュージアム 横浜」は、みなとみらいエリアに位置し、スタジアムからは徒歩25分ほど。電車やバスを使えば15分以内で到着するため、アクセスも良好です。
この施設の目玉は、自分だけのオリジナルカップヌードルを作れる「マイカップヌードルファクトリー」。カップに自由にイラストを描き、中に入れるスープや具材を選んで、自分だけのカップ麺を完成させる体験は、子どもたちにとって特別な思い出になります。
他にも、即席麺の歴史を学べる展示や、世界の麺文化を紹介するコーナーもあり、ただの「遊び場」ではなく、しっかりと学びにもつながります。子ども向けの体験コーナー「チキンラーメンファクトリー」では、粉から麺を作る本格的な体験も可能(要予約)。
館内は広くて清潔感があり、ベビーカーもOK。館内のフードコートでは世界各国の麺料理を食べられるので、ランチにもおすすめ。ファミリーで1日たっぷり楽しめるスポットとして、横浜観光の定番となっています。
スタジアム帰りに立ち寄れる絶景スポット
日本大通りの銀杏並木で季節を感じる
横浜スタジアムから徒歩5分ほどの場所にある「日本大通り」は、歴史ある建築物が並び、四季折々の風景が楽しめる美しい通りです。特に秋になると、道の両側に並ぶ銀杏並木が黄金色に染まり、その光景はまるで映画のワンシーンのよう。観戦後の余韻に浸りながら、この並木道を歩くと、自然と心が落ち着くはずです。
銀杏並木の見ごろは11月中旬から下旬にかけて。通りの中央には広い歩道が設けられており、ベンチも点在しているので、ゆったりと腰掛けて景色を楽しむこともできます。木漏れ日が差し込む午後の時間帯は特におすすめです。
また、日本大通り沿いには横浜開港資料館や歴史的な建物が多く、歩くだけでも「横浜らしさ」を感じられる空間。季節によってはマルシェやアートイベントなども開催されており、偶然の出会いも旅の思い出に。
春には桜、夏には新緑、冬はイルミネーションと、一年中楽しめるスポットなので、スタジアムに来た際にはぜひ立ち寄ってみてください。
横浜マリンタワーからの眺望
「横浜マリンタワー」は、山下公園のすぐ近くにある展望タワーで、2022年にリニューアルオープンして以降、ますます注目を集めています。高さは約100メートルあり、展望台からは横浜港やみなとみらい、晴れた日には富士山まで一望できる大パノラマが広がります。
夜に訪れれば、みなとみらいのビル群が輝く幻想的な夜景を楽しむことができ、カップルや写真好きには特に人気。横浜スタジアムからは徒歩15〜20分と少し距離はありますが、観戦後にちょっと足を延ばす価値は十分にあります。
展望台は360度ガラス張りになっており、昼と夜でまったく異なる表情を見せてくれるのも魅力。内部はバリアフリー対応で、エレベーターも完備しているので子ども連れやお年寄りにも安心です。
1階にはおしゃれなカフェやギフトショップもあり、横浜限定グッズやお土産選びにも便利。展望台の入場料は大人1,000円ほどですが、その価値以上の絶景を体験できます。横浜の街を“見下ろす”贅沢を、ぜひ味わってみてください。
象の鼻パークでまったりお散歩
「象の鼻パーク」は、横浜赤レンガ倉庫のすぐ隣にある、海とアートが融合したユニークな公園です。名前の由来は、波止場の形が象の鼻に似ていることから。スタジアムからは徒歩20分ほどですが、赤レンガ方面へ散策しながら向かえば、ちょうど良い距離感です。
このパークの魅力は、なんといっても海との距離の近さ。柵のない開放的な岸辺では、波の音を間近に聞きながらゆったりと過ごすことができます。芝生エリアも広く、ピクニックや昼寝、ボール遊びなど、思い思いの時間を過ごせます。
また、園内にはアート作品が点在しており、写真撮影にもぴったりのスポット。季節によってはライトアップイベントやマーケットが開かれることもあり、訪れるたびに新しい発見があります。
近くの「象の鼻テラス」では、カフェやイベントも楽しめるので、ちょっとした休憩にも便利。喧騒から離れて、海風を感じながらのんびりと歩くひとときは、スタジアムでの熱気をクールダウンするのに最適です。
夕暮れの大桟橋はカップルにおすすめ
大桟橋(おおさんばし)は、横浜港の中でも特に美しい夕景が楽しめるスポットとして知られています。スタジアムから徒歩20〜25分ほどの場所にあり、観戦の帰りに立ち寄るのにちょうどいいロケーション。とくに日が沈むタイミングに合わせて訪れるのがおすすめです。
大桟橋の屋上は「くじらのせなか」と呼ばれるウッドデッキになっており、横浜港をぐるりと見渡すことができます。西側にはベイブリッジ、東側にはみなとみらいの夜景、そして運が良ければ富士山のシルエットまで。空と海と光が織りなすドラマチックな風景は、思わず見とれてしまう美しさです。
デートスポットとしても人気で、ベンチに座って手をつないで眺めるカップルの姿も多く見られます。静かでロマンチックな空間は、試合で高ぶった気分を落ち着けるのにもぴったり。もちろん、家族や友人とも素敵な時間を共有できるスポットです。
ライトアップされた船や岸壁も絵になる風景なので、カメラを持って訪れるのも◎。横浜の一日を締めくくる場所として、心に残るワンシーンを演出してくれます。
夜景スポットとして人気の山下公園
横浜観光の定番とも言える「山下公園」は、夜景スポットとしても高い人気を誇ります。海沿いのプロムナードからは、ライトアップされた「氷川丸」や「横浜ベイブリッジ」、そして遠くに輝くみなとみらいのビル群が一望できます。スタジアムからは徒歩15分ほどでアクセス可能。
観戦の後にこの公園を訪れると、熱狂のあとに訪れる静けさが心地よく、まるで映画のエンディングのような気分に浸れます。海風を感じながら歩くことで、心も体もリフレッシュされるはずです。
山下公園には多くのベンチが設置されており、夜でも明るく安全な雰囲気。カップルはもちろん、子ども連れや友人グループでも安心して訪れることができます。夜でも利用可能なトイレや自販機があるのも嬉しいポイント。
また、春や秋にはライトアップイベントが開催されることもあり、季節ごとに違った表情を見せてくれるのも魅力。景色を楽しむだけでなく、芝生に座って語り合う時間も、横浜の夜を豊かに彩ってくれます。
グルメとカフェでほっとひと息タイム
スタジアム近くの穴場カフェ3選
横浜スタジアム周辺には、大手チェーンだけでなく、個性豊かな穴場カフェがいくつも点在しています。試合やイベントの前後、少しのんびりしたいときには、こうした落ち着ける場所がとてもありがたいですよね。今回は、地元民にも愛されるおすすめの穴場カフェを3つご紹介します。
まず1つ目は「カフェ・ド・ラ・プレス」。横浜開港資料館のすぐ近くにあり、落ち着いた洋館風の建物でいただくコーヒーは格別。店内はレトロな雰囲気で、新聞記者が集う場として使われていた歴史もあります。観光の合間に静かな時間を過ごしたい方におすすめです。
2つ目は「アマルフィイ カフェ」。横浜公園のすぐ近くにあるこのお店は、イタリアンをベースにした軽食とスイーツが人気。特にパフェやティラミスが美味しく、女性客に人気の高いお店です。テラス席もあり、天気が良ければ開放感たっぷり。
3つ目は「マリン コーヒー」。関内駅近くにあるこのカフェは、船をイメージした内装と自家焙煎のコーヒーが自慢。観戦帰りにふらっと立ち寄って、海の香りを感じるような時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
老舗喫茶で感じる昭和レトロ
関内エリアには、いまでは珍しくなった「昭和レトロ」な雰囲気が色濃く残る喫茶店がいくつかあります。タイムスリップしたような空間で味わうコーヒーやトーストは、どこか懐かしく、心がほっとする瞬間を与えてくれます。
その代表格とも言えるのが「馬車道十番館」。外観はまるで洋館のようで、店内にはシャンデリアが輝き、クラシカルな椅子やテーブルが並びます。ここでいただくレトロプリンやミルクセーキは、見た目も味も昭和そのもの。メニュー表の書体や装丁も凝っており、まさに“時間を味わう”場所です。
また、「珈琲館 横浜関内店」もおすすめ。カウンター席に座れば、熟練のスタッフが丁寧にドリップする姿を見ることができ、豆の香りとともにゆったりとした時間が流れます。昔ながらのナポリタンやピザトーストも人気で、どこか懐かしい気分に浸れます。
昭和の雰囲気が残る喫茶店は、今の若い世代にとっては逆に“新鮮”な体験。SNS映えも抜群です。観戦の興奮が冷めやらぬ中、こんな空間で一息ついてみるのも横浜観光の醍醐味のひとつです。
食べ歩きが楽しい中華街ベスト5
横浜中華街は、歩くだけでわくわくする“食のテーマパーク”。その中でも特におすすめの食べ歩きグルメを5つ厳選してご紹介します。
1つ目は「江戸清」の大きな肉まん。手のひらサイズを超えるボリュームで、中はジューシーな豚肉がぎっしり!1つでかなり満足感があります。
2つ目は「王府井(ワンフーチン)」の焼き小籠包。外はカリッと香ばしく、中からは肉汁がジュワっとあふれ出る逸品。熱々なので、やけどに注意しつつ食べましょう。
3つ目は「聘珍樓売店」のエッグタルト。とろけるようなカスタードとサクサクの生地が絶妙。デザート感覚で気軽に楽しめます。
4つ目は「中華街甜品舗(ティンプンポー)」の台湾スイーツ。仙草ゼリーや豆花など、さっぱりとした甘さで、口直しにもぴったり。
5つ目は「楽園」の胡麻団子。外はパリッと、中はもちもちで甘さ控えめ。何個でも食べたくなるクセになる味わいです。
各店が密集しているので、短時間でも複数回ることが可能。食べ過ぎには注意ですが、スタジアムの行き帰りにちょっと寄り道するには最高のルートです。
地元民が通うコスパ最高ランチ
観光地価格にちょっと疲れたときは、地元民に愛されている“コスパ良し・味良し”のランチスポットをチェックしてみましょう。横浜スタジアムの近くにも、リーズナブルでおいしいお店がたくさんあります。
たとえば「とんかつ和幸 関内店」は、ボリューム満点の定食が1,000円以内で楽しめる人気店。ご飯・味噌汁・キャベツのおかわり自由なので、がっつり食べたい人にぴったりです。
また、「立ち食い寿司 美登利」は、新鮮なネタを使った寿司をリーズナブルに提供してくれる名店。ランチタイムには、握りセットが特にお得です。
「キッチンあい」のハンバーグランチもおすすめ。昔ながらの家庭の味で、ほっこりとした気持ちになれます。地元のお客さんが多く、観光客にはまだあまり知られていない“穴場”です。
こういったお店は回転も早く、試合前の時間調整にも最適。しっかりエネルギーをチャージしてから観戦に臨みましょう!
夜はしっとりバータイムもおすすめ
日が暮れて、試合や観光を終えた後は、横浜ならではの雰囲気あるバーで一日を締めくくるのも大人の楽しみ方。関内や馬車道エリアには、落ち着いた雰囲気のバーが点在しており、静かに語り合える場所として最適です。
「Bar Noble(バー ノーブル)」は、重厚感のある内装と静かなジャズが流れる空間が魅力。カクテルはもちろん、ウイスキーの種類も豊富で、お酒好きにはたまらないラインナップです。
「シーガーディアンII」は、ホテルニューグランド内にある老舗バー。海を眺めながら過ごせる特等席で、まるで映画のワンシーンのようなひとときを体験できます。
ノンアル派や女性にも人気なのが、「馬車道タップルーム」。クラフトビールやオリジナルモクテルが充実していて、軽いおつまみとともに楽しめます。
いずれも静かな空間で、横浜の夜をしっとりと味わえる名店ばかり。特別な日にも、何気ない一日にも、心に残る締めくくりをしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
横浜スタジアム周辺は、単なる野球観戦やイベントの場にとどまらず、一日中楽しめる魅力的なスポットがギュッと詰まったエリアです。春にはチューリップが咲き誇る横浜公園や、ポケモンのマンホール探し、噴水のまわりで遊ぶ子どもたちの笑顔など、家族連れにもやさしい空間が広がっています。
観戦前後には関内駅直結のショッピング施設「セルテ」や、ちょっと足をのばして馬車道や中華街のグルメ・雑貨店めぐりも楽しめます。屋内施設も充実しているため、雨の日でも退屈しません。
さらに、歴史や文化に触れられる体験型スポット、海を間近に感じる絶景ポイント、そして昭和レトロな喫茶店や隠れ家的カフェ、夜はしっとりと過ごせるバーなど、シーンに合わせて選べる多彩な魅力がこのエリアにはあります。
観戦という目的にプラスアルファの楽しみを加えることで、横浜の思い出はきっともっと深く、豊かなものになるはず。ぜひ次回の横浜スタジアム訪問時には、今回ご紹介したスポットも一緒に楽しんでみてください。
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