「東京ドームで野球を観るなら、試合前の“あの時間”を見逃すな!」
野球ファンの間ではひそかに人気の高い“試合前練習”。プロ選手たちが集中して調整に取り組む姿、試合前ならではの表情、打撃練習の迫力など…実はこの時間こそが野球観戦の「通な楽しみ方」なんです。
でも、「何時に行けば見られる?」「どの席がいい?」「マナーはあるの?」と疑問もいっぱい。そこで今回は、東京ドームでの試合前練習を最大限に楽しむためのコツや注意点を、初心者でも分かりやすく解説します。
この1記事で、あなたも“練習見学マスター”になれるかも?!
\遠方から東京ドームを訪れるなら新幹線や飛行機とのセットプランがお得です♪/
東京ドームの試合前練習って見られるの?
試合前練習とは?プロ野球のどんな準備が見られるのか
東京ドームで行われるプロ野球の試合では、開場前から選手たちはウォームアップやバッティング練習など、さまざまな準備をしています。これがいわゆる「試合前練習」と呼ばれるものです。ファンにとっては、普段なかなか見られない選手の素顔や、リラックスした雰囲気でのプレーが見られる貴重な時間でもあります。
内容としては、投手のピッチング練習、野手のバッティングや守備練習、キャッチボール、ストレッチなどが行われます。特にホームチームは長めに練習時間を取る傾向があり、ビジターチームの練習が見られることもあります。選手同士でコミュニケーションをとる様子や、指導スタッフからの指示が飛ぶ場面もあり、野球の裏側が垣間見える時間です。
この試合前練習は、公式には「公開練習」としてスケジュールされているわけではなく、当日の状況によって多少の変動があります。しかし、東京ドームでは試合開始の2時間半〜3時間前から選手がグラウンドに出てくることが多く、観客の入場時間と重なれば、スタンドから見学することが可能です。プロの準備の様子を生で体感できるこの時間は、野球ファンにとって最高のエンタメでもあるのです。
試合当日のスケジュール例(開場時間・練習時間)
東京ドームでの試合当日は、基本的に以下のようなスケジュールで進行します(例として18:00試合開始の場合):
時間帯 | 内容 |
---|---|
14:30〜15:30頃 | ビジターチームの練習(非公開または一部見学可) |
15:30〜17:00頃 | ホームチームの練習 |
16:00〜16:30頃 | 一般開場(チケット種別により異なる) |
17:00〜17:30 | 両チーム最終準備、ウォームアップ |
18:00 | 試合開始 |
ホームチームの練習はおおむね試合開始の2時間前までに終わり、ビジターがその前に練習を済ませるのが通例です。試合によってはイベントやセレモニーがあるため、多少の前後はありますが、おおよその目安としてこの時間帯を意識すれば問題ありません。
特に16時頃の開場に合わせて入場すれば、選手がまだ練習している姿を間近に見るチャンスがあります。少し早めに現地入りすることで、グラウンドで汗を流す選手たちの貴重な姿を見逃すことなく楽しめます。
ホーム・ビジターで異なる練習の時間帯
東京ドームでは、ホームとビジターで練習時間がしっかり分けられています。これはお互いのチームが集中して準備を進められるようにするためです。
通常、ビジターチームが先に練習を行い、その後ホームチームが練習に入ります。ビジターの練習は一般開場の前に終わることが多いため、スタンドから見られないこともしばしば。ホームチームの練習は開場後に続いていることが多いため、観客が練習風景を見学できるのはこの時間帯になります。
たとえば読売ジャイアンツがホームの試合では、ジャイアンツの選手たちが17時頃までグラウンドで練習している姿を目にすることができます。ファンにとっては、お気に入りの選手の調整風景や笑顔が見られる絶好のタイミングなので、ホームチームの練習時間を意識して到着するのがオススメです。
練習見学が可能な座席・エリアとは?
練習をしっかり見たいなら、座席選びも重要です。選手がグラウンドに出てくるエリア、特に内野席が練習の中心となるため、1階の内野指定席(A~C、S席)が見やすくオススメです。
また、3塁側と1塁側で雰囲気が異なることにも注目。ホームチームが1塁側で練習する場合、1塁側の内野席がより近くて臨場感があります。逆にビジター目当ての人は3塁側が狙い目になります。
ただし、指定席が多い東京ドームでは、チケットに記載された座席以外には基本的に移動できません。そのため、練習見学もそのチケットのエリアからとなります。チケットを選ぶ段階で、練習が見やすい座席を選んでおくことが大切です。
雨天やイベントで練習中止の場合もある?
東京ドームは屋内球場のため、基本的に天候による中止はありません。しかし、ドーム内で別イベントが行われていた場合や、特別な演出のある試合(セレモニーやコラボイベントなど)の場合には、練習時間が短縮されたり、一般開場後には練習が終了している場合もあります。
また、選手のコンディションやチーム方針によっては、そもそも練習を非公開とする場合もあります。特にダブルヘッダーや連戦の終盤など、体力を考慮して軽めの調整にとどめるケースもあるので、練習見学はあくまで「おまけ」として考えておくのがベターです。
予定通り練習が行われる日でも、見学可能時間は短いことがあるため、早めの到着を意識しましょう。
何時に東京ドームに行けば練習が見られるの?
一般開場時間の目安とその意味
東京ドームでのプロ野球観戦において、「一般開場時間」という言葉はとても重要です。これは、観客がスタジアムに入場できる時間のことを指します。この時間を把握しておくことで、試合前の練習を見学できるかどうかが決まります。
一般的に、プロ野球の試合が18:00開始の場合、東京ドームの開場は16:00前後です。これは球団や試合によって若干異なりますが、多くのケースで「試合開始の2時間前」を目安に開場されます。一部のチケット(ファンクラブ先行入場など)では15:45頃に入れることもあります。
開場時間にはすでにホームチームの練習が行われていることが多いため、入場と同時にグラウンドを見渡せば、打撃練習やノック練習の真っ最中、ということも珍しくありません。つまり、「開場=練習見学のスタートチャンス」と覚えておくとよいでしょう。
ただし、開場時間は試合開始時間によって変動します。たとえばデーゲーム(13:00開始など)の場合は、開場が11:00になることもあります。そのため、事前に公式サイトやチケットに記載されているスケジュールを確認するのが鉄則です。
開場時間は単なる入場のタイミングではなく、「選手の試合前の準備が見られる貴重な時間の始まり」だと意識して、ぜひ早めの到着を意識しましょう。
平日と休日で開場時間は変わる?
東京ドームの開場時間は、「平日」と「休日」で大きく違うわけではありませんが、曜日によって若干の傾向があります。一般的には試合開始の約2時間前が基本ですが、週末や祝日などの混雑が予想される日は、やや早めに開場することがあります。
たとえば、金曜日のナイトゲームや土日のデーゲームは観客数が多くなるため、安全面や混雑緩和を考慮して15〜30分ほど早く開場されることもあります。逆に、平日のナイトゲームでは定時帰宅後に来場するファンが多いため、開場時間がギリギリになるケースもあります。
また、休日は家族連れが増える傾向があるため、イベントやファンサービスも増えることがあります。その影響で開場が早まり、練習見学のチャンスが広がることも。特に「ファンサービスデー」や「子ども向けイベントデー」などは、開場時間に余裕があるケースが多いので要チェックです。
逆に、企業向け貸切イベントやテレビ中継の都合などで、平日の試合が通常より遅くなることもあり、その場合は開場時間も後ろ倒しになります。つまり、曜日というよりは「その日のスケジュール次第」で時間が決まるのが実情です。
一番確実なのは、東京ドームや球団の公式サイトで「当日のタイムスケジュール」を確認すること。事前チェックをしておけば、せっかく早く着いたのにまだ入れない、ということを避けられます。
練習を見たいなら何時がベスト?
結論から言うと、練習をしっかり見たいなら「開場時間の30分前には東京ドームに着いておく」のがベストです。試合開始2時間前が開場時間とすると、試合開始の2時間半前、つまり15:30ごろに到着しておけば安心です。
その理由は、開場前は入場ゲートに列ができるため、開場時間ちょうどに来てもすぐには入れないことがあるからです。開場直後にスムーズに入場して、練習中の選手を見たいなら、早めに並んでおく必要があります。
また、到着してすぐに座席に向かうだけでなく、トイレや売店、グッズショップなどでの寄り道を考えると、余裕を持って行動する方が安心です。早めにドームに着いていれば、気持ちにも時間にも余裕ができ、練習見学がより楽しめます。
ちなみに、ホームチームの練習はだいたい試合開始1時間前には終了します。そのため、入場が遅れると練習を見るチャンスを逃してしまうかもしれません。最悪の場合、グラウンドにはすでに誰もいない…なんてことも。
「早めに到着し、開場と同時に入場する」──これが練習を見学するための鉄則です。少しの早起きや時間調整で、貴重な体験ができるとしたら、それは大きな価値ですよね。
混雑を避けるための到着目安
東京ドームはアクセスも良く、平日・休日を問わず多くの人でにぎわいます。特に人気カードやイベントデーの際は、入場ゲートに長蛇の列ができることも珍しくありません。そこで練習を快適に見学したいなら、「開場の30分前に現地着」が基本です。
開場時間の直前は最も混雑しやすく、ゲートに入るまでに15分以上かかることもあります。特にファンクラブ先行入場がある場合、通常入場の人はそれを待つ必要があり、さらに遅れがちです。
また、電車を利用する場合も、最寄駅である「水道橋駅」「後楽園駅」などは開場時間前後に混み合います。駅の改札やエスカレーター渋滞で時間をロスすることも考えられるので、時間に余裕を持ってスケジューリングしておくと安心です。
試合の1時間前になると、グッズショップや売店も混雑し始めるため、快適に行動したいなら「開場前にドーム周辺に到着」→「入場後すぐに練習見学」→「空いているうちにグッズや飲食を済ませる」という流れがオススメです。
「早めに行動」がストレスフリーな練習見学のカギです。
入場後の移動や席の確保のコツ
東京ドームに入場したら、なるべく早く自分の座席に向かうことが重要です。選手の練習はあっという間に終わってしまうため、迷っている時間はありません。入場後の導線をスムーズにするためには、事前に「自分の座席の場所」をしっかり把握しておきましょう。
東京ドームの座席はブロック・ゲート番号で分かれており、チケットに明記されています。スマホでチケットを表示させる場合は、電波の混雑などで表示に時間がかかることもあるため、スクリーンショットを撮っておくのがオススメです。
また、座席までのルートが分かりにくい場合は、近くの案内スタッフに声をかければすぐに教えてもらえます。ドーム内は広いため、ぐるぐる回って迷ってしまうと練習見学のチャンスを逃してしまいます。
座席に到着したら、双眼鏡やカメラを準備して、じっくり練習風景を楽しみましょう。選手の姿を目で追いながら、どの選手がどんな動きをしているかを見ることで、観戦そのものもより楽しくなります。
また、席に荷物を置いておくことで、その後の買い物も安心してできます。座席の確保=自分だけの観戦基地をつくること。練習見学をより楽しむための第一歩です。
練習見学のためのおすすめ座席とチケットの選び方
内野席と外野席、どちらが見やすい?
東京ドームで試合前練習を見るなら、断然「内野席」がオススメです。なぜなら、選手たちの練習は主にグラウンド中央、つまり内野エリアを中心に行われるからです。特にバッティング練習やノック、投手のブルペン入りなども近くで見られるため、迫力も臨場感もバッチリ。
具体的には1階のS席、A席、B席あたりがグラウンドとの距離が近く、選手の動きがよく見えます。1塁側と3塁側ではホームとビジターでベンチ位置が分かれており、ホームチーム(ジャイアンツ戦なら1塁側)を見たい場合はその側を選びましょう。
一方で、外野席はグラウンドの遠くから全体を見渡すスタイルになります。もちろん大きな動きは見えますが、細かな表情や仕草までは見えづらいのが正直なところ。また、練習時間帯は外野スタンドの開放が遅れることもあり、タイミングによっては入場できない場合もあります。
練習をメインに楽しみたいなら、迷わず内野席。野球観戦そのものをのんびり楽しみたい方は外野席でも満足できますが、練習見学が目的なら視界の良い内野前方のチケットを押さえておくのが正解です。
練習時間中に開いているエリアはどこ?
試合前練習をしっかり楽しむには、「練習時間中に開放されているエリア」を知っておくことがとても重要です。東京ドームでは開場直後からすべてのエリアに自由に移動できるわけではなく、指定された座席エリアしか立ち入りができません。
特に外野エリア(ライトスタンド・レフトスタンド)は、入場後すぐには開放されないことが多く、試合開始の直前まで立ち入りが制限されているケースがあります。これは安全管理や誘導の関係で運営が時間をずらしているためです。
そのため、練習風景を見学したいのであれば、開場時点から入れる「1階内野席」や「バックネット裏」など、中央付近のチケットを選ぶのがベストです。これらのエリアは開場と同時に入場が可能で、すぐにグラウンドを間近に感じることができます。
また、内野2階席(2階スタンド)も開場から入場可能ですが、選手との距離が遠いため、練習をじっくり見たい人には少し物足りないかもしれません。
大切なのは「開場してすぐに入れるかどうか」「グラウンドがよく見えるか」の2点です。この条件を満たす内野1階席が、練習見学には最も適していると言えるでしょう。
前売り券・当日券どっちがいい?
結論から言うと、試合前練習を確実に見たいなら「前売り券」が圧倒的にオススメです。なぜなら、良い座席は早い段階で売り切れてしまうことが多く、当日券では練習見学に適した席が残っていない場合があるからです。
特に週末の試合や人気カード(たとえば巨人×阪神など)では、試合の1週間以上前からチケットがどんどん売れていきます。練習の様子をしっかり見たい場合は、なるべく早い段階で座席を確保しましょう。
一方、当日券は直前でも購入できるのがメリットですが、空いている席に限られるため、選択肢は狭くなります。また、当日券は東京ドームのチケットカウンターで購入できますが、当日の混雑や天候、イベント状況によって販売が制限されることも。
オンラインでの前売りチケット購入なら、座席位置を自分で確認しながら選べるため、練習見学に最適な席を押さえることができます。また、電子チケット化も進んでおり、スマホでの入場もスムーズです。
練習見学を目的とするなら、前売りで内野1階席を狙う。それがベストな選択です。
おすすめの座席位置ランキング
東京ドームでの練習見学に適した座席をランキング形式で紹介します。選手の表情やプレーを間近で見たい方は、ぜひ参考にしてください。
ランク | 座席 | 特徴 |
---|---|---|
1位 | 1階 S指定席(1塁側 or 3塁側) | 選手との距離が近く、表情や声まで聞こえることも。 |
2位 | 1階 A指定席 | コスパと視界のバランスが良く、練習見学に最適。 |
3位 | バックネット裏(SS席) | グラウンド全体が見渡せるが、チケット価格は高め。 |
4位 | 内野2階席 | 距離はあるが、混雑を避けたい方にはオススメ。 |
5位 | 外野指定席 | 練習にはやや不向きだが、応援スタイルにはぴったり。 |
練習の臨場感を味わいたいなら、やはり「1階内野席」一択。逆に応援や試合中心で考えるなら外野席もアリです。
子ども連れや初心者に優しい席選び
家族連れや東京ドーム初心者にも安心して練習を見学できる座席選びのポイントは「アクセスの良さ」と「快適さ」です。特に小さなお子さんがいる場合は、トイレや売店に近い席を選ぶと移動が楽で安心です。
オススメは「1階内野席の通路側」。通路側なら立ち歩きやすく、子どもがぐずったときにもすぐに外に出られます。また、手すりの近くや段差の少ない席も安全性が高く、小さな子でも座りやすいです。
初心者の方には、グラウンド全体が見渡せて動きが分かりやすい「バックネット裏」も人気です。全体像がつかめるため、野球の流れが理解しやすく、試合前練習の様子もじっくり楽しめます。
また、最近は「ファミリーシート」や「グループシート」といった席も用意されており、まわりに気を使わずに観戦・見学できるのも魅力です。
快適に、安全に、楽しく練習見学を楽しみたい方は、座席の種類だけでなく「配置」や「設備」もチェックすることが大切です。
練習見学をもっと楽しむ!観戦前にやっておきたいこと
双眼鏡やカメラの持ち込みについて
東京ドームで試合前練習をより楽しむために、双眼鏡やカメラの持ち込みはとても有効です。特に双眼鏡は、遠くにいる選手の細かな動きや表情までくっきり見えるため、臨場感が一気にアップします。内野2階席やバックネット裏など、少し距離のある座席でも選手の細かいプレーが見えるので、ぜひ持参をおすすめします。
双眼鏡は軽くてコンパクトなタイプを選ぶのがポイント。観戦中に長時間使っても疲れにくく、首から下げられるストラップ付きのものが便利です。倍率は8〜10倍程度がちょうど良いでしょう。
カメラについては、東京ドームでは個人利用であれば持ち込み可能ですが、注意点もあります。まず、三脚や一脚の使用は禁止されています。また、フラッシュ撮影も禁止です。練習中でも、選手や他の観客の迷惑にならないようにマナーを守って撮影しましょう。
望遠レンズ付きのカメラを使えば、選手のアップ写真も撮れる可能性がありますが、あくまで常識の範囲内で。SNSに投稿する際も、肖像権や著作権に配慮し、個人利用の範囲で楽しむことが大切です。
記録として写真に残すのは素敵な思い出になりますが、「見る」「感じる」ことをメインに、バランスよく楽しむのが理想です。
選手の名前と背番号を事前にチェック
試合前練習を見学する際、選手の名前や背番号を事前にチェックしておくと楽しさがグンとアップします。ユニフォームを見ただけで「○○選手だ!」とわかると、それだけでテンションが上がりますし、プレーにも注目しやすくなります。
特に、プロ野球の選手は練習中にリラックスしていることが多く、試合中とは違う表情を見せてくれることもあります。その瞬間を見逃さないためにも、チームの主力選手や注目の若手などを把握しておくと良いでしょう。
球団公式サイトやスポーツニュースサイトでは、最新の登録選手一覧や背番号が確認できます。また、観戦する当日のスタメン情報をチェックすれば、どの選手が出場予定かも分かります。
さらに、応援している選手だけでなく、相手チームの注目選手も押さえておくと、見方が広がります。「このピッチャーはどんなフォームかな?」「このバッターのスイングが見たい!」といった具合に、興味の幅が広がり、野球そのものがもっと面白くなります。
子どもと一緒に観戦する場合は、選手の写真やプロフィールを一緒に見ておくのもオススメです。背番号を覚えるゲーム感覚で楽しむと、練習時間も試合時間もより充実したものになります。
グッズ購入やサイン狙いは可能?
試合前練習中、選手にサインをもらえる可能性はほとんどありません。東京ドームは警備や安全管理がしっかりしており、選手が観客席に近づくことは基本的にないためです。ただし、イベントデーやファンクラブ特典の一環として、サイン会や握手会などが別途開催されることがあります。
とはいえ、グッズの購入は試合前の楽しみの一つ。ドーム内のグッズショップでは、選手のユニフォーム、タオル、応援グッズ、ぬいぐるみ、文房具など、さまざまな商品が販売されています。練習を見ながら、お気に入りの選手のグッズを身につけると、気分もより盛り上がります。
また、グッズショップは試合開始が近づくにつれて混雑していきます。特に人気商品や限定品は早めに売り切れてしまうこともあるため、開場後すぐに立ち寄るのが狙い目です。練習の合間にサッと行って、欲しいグッズを手に入れておくと安心です。
小さな子ども連れの場合は、記念になるぬいぐるみや応援スティックも人気。選手の背番号入りユニフォームを着せて観戦するだけで、一体感が生まれてより楽しめます。
サインは難しいかもしれませんが、グッズで「推し活」するのも、立派な練習見学の楽しみ方のひとつです。
ドーム内グルメで腹ごしらえ
東京ドームの楽しみのひとつが、バラエティ豊かな「ドームグルメ」。試合前練習を見学しながら、あるいは見学後にひと息つきながら、ドーム内のフードを楽しむのもおすすめです。
ドーム内には、ホットドッグや唐揚げ、カレー、ピザ、たこ焼きなど、子どもから大人まで楽しめるメニューがそろっています。各球団にちなんだ「選手コラボメニュー」もあり、推し選手の料理を食べながら応援するのも楽しみ方のひとつ。
また、ビールやソフトドリンクの売り子さんが席まで来てくれるのも東京ドームの特徴。観戦しながら気軽に注文できるので、時間を無駄にせず飲食を楽しめます。
ただし、人気のあるメニューは試合開始前に売り切れることもあるため、練習の合間や試合開始の1時間前には購入しておくと安心です。
観戦に夢中になってしまうと、食事のタイミングを逃しがちなので、「練習後に食べる」「試合前に軽く腹ごしらえしておく」といったスケジューリングが大切です。
また、ドーム外にも多数の飲食店があり、持ち込みができる飲食物も一部あります(※飲み物はペットボトルであればOK)。外で軽く食べてから入場するのも一つの手です。
周辺施設で時間をつぶすコツ
東京ドーム周辺には、「ラクーア」や「後楽園ゆうえんち」など、試合前に楽しめる施設がたくさんあります。早く着きすぎたときや開場までの空き時間を有効に使いたいなら、こうした施設を利用するのがオススメです。
「東京ドームシティ ラクーア」にはショッピングモールやカフェ、レストラン、温泉施設まで揃っており、快適に過ごせます。ちょっとした休憩や軽食に便利で、練習前にエネルギーをチャージするのにもぴったり。
子ども連れなら「アトラクションズ」も要チェック。観覧車やミニコースターなどの遊具があり、待ち時間も退屈せずに過ごせます。ゲームセンターやお土産ショップもあるので、試合後にも立ち寄って楽しめます。
また、水道橋駅周辺にはコンビニやカフェが多く、静かな場所でチケットや持ち物の確認をするにも便利です。スタバやドトールなどのチェーン店も充実しており、スマホの充電や待ち合わせにも最適。
試合当日は混雑することが多いため、早めに来て周辺施設でのんびり過ごすのがストレスフリーな方法です。練習前の時間をどう使うかで、1日の充実度が変わってきます。
東京ドームで練習を見るときの注意点とマナー
見学中の写真・動画撮影のルール
東京ドームでは、試合前練習中の写真撮影や動画撮影は「個人利用の範囲」であれば基本的に認められています。ただし、いくつかのルールとマナーを守る必要があります。
まず、フラッシュの使用は厳禁です。フラッシュがグラウンドに向かって光ると、選手の集中を妨げたり、プレーに影響を与える恐れがあります。また、周囲の観客にもまぶしく不快感を与えることになるため、絶対に避けましょう。
動画撮影も可能ですが、長時間の録画や配信行為は禁止されています。たとえば、SNSやYouTubeに長時間の動画を無断でアップロードするのは、著作権や肖像権の問題に関わる場合があります。あくまで「個人の記録」として楽しむのが基本です。
また、周囲の観客の視界を遮って撮影するのもNGです。特に大きな望遠レンズを使うカメラや、スマホを頭より高く掲げての撮影は、後ろの人の邪魔になる可能性があります。撮影する際は、自分の座席の範囲内で控えめに行いましょう。
ルールを守れば、選手のかっこいい姿やプレーの瞬間を記録として残せます。ですが、撮影に夢中になりすぎず、肉眼で見ることも忘れずに。ライブで感じる選手の気迫や空気感こそ、東京ドームの醍醐味です。
スタッフからの指示は絶対守ろう
東京ドームでは、セキュリティやスムーズな運営のために多くのスタッフが配置されています。彼らは、観客の安全や快適な観戦のために行動しているので、指示があった場合は必ず従うようにしましょう。
たとえば、開場時の入場列の整理や、通路での立ち止まり禁止、撮影の注意喚起などはすべて、安全で円滑な進行を目的としたものです。「少しくらいならいいだろう」と勝手な判断で無視すると、思わぬトラブルや周囲への迷惑につながります。
特に、試合前練習を見ていると、選手をより近くで見たい気持ちが強くなりがちですが、無断で指定外のエリアに移動するのは絶対NGです。スタッフに注意されるだけでなく、場合によっては退場処分になることもあります。
また、イベント開催時などには「選手に声をかけないでください」「座ったままでの観覧をお願いします」などのアナウンスが入ることもあります。こうしたルールを守ることで、すべての観客が平等に試合前の時間を楽しむことができます。
東京ドームは多くの人が訪れる場所です。だからこそ、一人ひとりのマナーとスタッフとの協力が、気持ちのいい体験につながります。
座席移動や通路に立つのはNG?
東京ドームでは、「指定席制」が基本のため、自分のチケットに記載された座席以外への移動は禁止されています。試合前練習中に「もっと近くで見たい」「空いている席があるから座っちゃおう」という気持ちになることもあるかもしれませんが、これは明確なルール違反です。
また、座席エリアによっては一時的な入場制限がかかっている場合もあります。たとえば、バックネット裏など一部の高価格エリアは、関係者やVIP席として運用されることもあり、一般客が入れないようになっています。スタッフに止められてしまう前に、自分のエリアでの見学を楽しみましょう。
さらに、通路や階段に立ち止まって練習を見たり、写真を撮る行為も禁止です。東京ドームでは、多くの観客が行き来するため、通路での立ち止まりは他の人の通行の妨げになりますし、緊急時の避難経路をふさぐ危険もあります。
安全で快適な運営を維持するためにも、「座席は移動しない」「通路に立ち止まらない」という基本ルールはしっかり守りましょう。それが、すべての人が気持ちよく楽しめる空間を作る第一歩です。
応援グッズの使用はOK?
東京ドームでは、試合中と同様に試合前練習中でも応援グッズを使って楽しむことができます。ただし、周囲の人の視界を妨げたり、大きな音を立てたりするような行為には注意が必要です。
たとえば、タオルやメガホン、うちわなどはOKですが、掲げる高さやタイミングに気をつけましょう。練習見学中は、他の観客も選手の動きに注目しているため、前の人がずっとタオルを掲げていたり、大きく振っていたりすると見づらくなってしまいます。
また、チャンステーマや鳴り物を使った応援(太鼓、トランペットなど)は、試合開始前には使用できません。東京ドームでは鳴り物応援は応援団に限られており、練習中には音を控えるのが一般的です。
ユニフォームやキャップを身につけての応援スタイルは、もちろん大歓迎。選手が気づいてくれたり、ファンサインを返してくれることもあります。ただし、選手に声をかけたり、物を投げ込んだりするのは絶対にやめましょう。
応援グッズは「応援の気持ちを表すアイテム」です。他の人の楽しみを邪魔せず、気持ちよく使えば、みんなで楽しい観戦時間を共有できます。
他のファンへの配慮を忘れずに
東京ドームには、年齢・性別・応援チーム問わず、さまざまなファンが訪れます。そのため、試合前練習を楽しむときにも「他のファンへの配慮」はとても大切です。
たとえば、応援するチームが違っても、同じ野球を愛する仲間です。敵チームをバカにしたり、選手のミスをあざ笑ったりするような言動は控えましょう。練習中はリラックスした雰囲気が漂っていますが、周囲への気遣いがあってこそ、全員が楽しく過ごせます。
また、座席での飲食や撮影の際には、隣の人のスペースを侵害しないように気をつけましょう。荷物を通路に置いたり、大きな声で電話をしたりするのもマナー違反です。
特に子ども連れの方や年配の方が周りにいる場合は、より気を配りたいところです。些細な思いやりが、快適な観戦空間を作ることに繋がります。
「自分さえ良ければいい」ではなく、「みんなで楽しむ」──そんな気持ちを持って観戦や練習見学をすることで、東京ドームでの一日がもっと素敵な思い出になるはずです。
まとめ
東京ドームでのプロ野球観戦は、試合そのものはもちろん、試合前練習の見学も大きな魅力の一つです。選手たちが真剣に調整する姿、和やかにコミュニケーションをとる様子など、試合中には見られない素顔が垣間見える特別な時間です。
練習を見るには、開場時間を正しく把握し、内野席などの練習が見やすい席を選ぶことがポイントになります。双眼鏡や選手情報などを事前に準備しておけば、より一層楽しめること間違いなし。さらに、グルメやグッズ、周辺施設も活用すれば、ドームでの一日をより豊かに過ごせます。
そして何より大切なのは、ルールとマナーを守ること。みんなが快適に楽しめるよう、周囲への配慮を忘れずに行動しましょう。
東京ドームでの練習見学は、野球をもっと好きになる絶好の機会です。ぜひ、次回の観戦時には少し早めに足を運んで、プロの世界に触れてみてください。
\遠方から東京ドームを訪れるなら新幹線や飛行機とのセットプランがお得です♪/
コメント